31日は朝に自分時間で恵比寿のオフィスへ。
午前中はほぼデスクワークで、午後からは原宿や新宿御苑に
あるスタジオへ打ち合わせに行く。
行くスタジオの先々でテレビがついていて、打ち合わせ相手と
いっしょに見ながら色々と話をする。
丁度小泉政権の閣僚が決まる日だったのだ。
これも興味深いが、僕にはもっと興味深いニュースがつい先日あったのだ。
それは沖縄の普天間ヘリポートの移転問題が「一応」決着したことだ。
一応と書いたのは、まだまだ沖縄県知事や県民の多くが反対しているからだ。
アメリカ軍と日本の防衛関係者では決着したようだが・・・。
沖縄へ観光でしか行ったことのない人、全く行ったことのない人達は、
普天間ヘリポートが本当にヘリポートだと思い込んでいる人達が多い。
普天間ヘリポートには長い立派な滑走路がちゃんとある。
移設先に挙げられてるのは、アメリカ軍海兵隊 "キャンプシュワブ”の
すぐ横にある「辺野古(ヘノコ)」周辺だ。
移転が始まり工事が始まると、沖の浅瀬に普天間以上の長い滑走路を
建設する事になる。
今回の妥協案は、「滑走路は浅瀬を埋め立てて、全て沖に建設する」から、
「陸に建設し、陸からはみ出す一部を浅瀬を埋め立てて建設する」という
ものになったが・・・。
辺野古は何年も前から普天間ヘリポートの移設先の候補になっていたのだ。
ここの港に行くと、「ヘリポート建設阻止協議会 命を守る会」という団体?が
プレバブ小屋を建ててその中で、取材に来る人達や、観光客に対して
移設反対の啓蒙活動を行っている。
実は僕は2年前の夏にここに行って、ここにいる青年と会って話しをした事があるのだ。
青年は真剣に言っていた、「ここには素晴らしい自然があって、ジュゴンが棲んでいます。
ジュゴンは現在でも絶滅の危機です。ここに滑走路ができて毎日ジェット機の爆音が鳴り響くと
ジュゴンは間違いなく絶滅します」と・・・。
僕は言った、、、「えっ?それだけ?」
まぁ、他にも「漁民が漁ができなくなる」、「魚が逃げて行くし、最悪の場合は他の魚達も
絶滅に追い込まれる」、「日本に基地はいらない、いらない理由はetc・・・と」。
ジュゴンの話は僕は生物学者ではないのでわからないが、その青年が言っているだけの
話であれば、僕は「アメリカ軍基地はいらない」論理にはならないと思う。
「アメリカ軍基地はいらない」、これは難しい問題だ。本当に難しい問題だ。
日本はそもそも日米同盟をアメリカと結んでいる。確かに全ての発端はこの同盟が
あるからかもしれない。
しかし、僕は思う。日本にアメリカ軍の基地があるから現在の日本に「徴兵制度」が
存在しないのではないか?確かにアメリカ軍が日本にいるから「思いやり予算」という名の
米軍へ対しての支出(年額約3000億円)が存在する。この思いやり予算に関しては
毎年日本政府と米軍が「増やせ~~、減らせ~~」ってやっているようだが・・・。
ちなみに思いやり予算って日本国民の税金から出ているのだ。
しかし、米軍基地で働いている日本人もいっぱいいる事実を忘れてはならい。
何年も前から米軍基地で働いて、その給料で家族を養っている人達もいっぱい
いるのだ。それもこれも結局は米軍基地があるからだ。
基本的に、観光しか産業のない沖縄に基地がなかったら?雇用の問題や米軍の
家族が近隣に落とすお金、収入が極端に減ってしまうのではないか?
普天間ヘリポートがもし辺野古に移設完了(できても10年以上先だと思うが)して、
本格運用が始まると、結構危険な問題も出てくる。これは間違いない。
問題はいくつもある。
確実視されている一つが、「最新鋭の機体」の運用なのだ。
実は今沖縄で使用されている兵員輸送ヘリコプターは皆古いのだ。
CH-53シースタリオン強襲侵攻用ヘリコプター、CH-46シーナイト輸送ヘリコプターなどなど。
CH-53シースタリオンは、ご存知、沖縄国際大学の敷地に墜落した機で、
現在の米軍には欠かせないヘリコプターなのだが、いかんせん設計が古いので、
米軍はCH-46シーナイト共々新しい機材に変えたいようなのだ。
変更するのであれば、噂になっているのが、米軍が何年も前から開発に力を
入れている「V-22 オスプレイ」だ。
http://helicopt.hp.infoseek.co.jp/v22021007.html
↑
勝手にリンクしてます。すいませんm(--)m。
オスプレイは、シースタリオンやシーナイトと比較すると、航続距離が約4倍、
兵員の輸送人数も約4倍(違ったかな?)、スピードも速い。
そしてティルトローターを採用していて、飛んでる姿は飛行機で、離着陸は
ヘリコプターの様に上下でできるのだ。普通に飛んでくれれば何も問題ないのだが、
実はこのオスプレイは、テスト機がことごとくトラブルで墜落しているのだ。
飛んでる最中と離着陸時に翼の角度を色々と変えるので、ハードウエアの部分と、
パイロットの操縦が難しいといわれているのだ。
この機体を採用されて、住宅街にでも墜落したら言わずとしれた大事故になる。
最新鋭のシロモノってやっぱりトラブルはつきものだからね。
いくつか懸念されている事項のたった一つを取り上げてみたが、
新しい基地ができて、運用を開始して、それから噴出す問題も数多いであろう。
そういえば、横須賀にもここ数年で「通常型空母」ではなく、「原子力空母」が
2008年(だっけ?)に配備されることが決定した。
自民党は今回は本気のようだ。
Posted by sudohchan at 2005年11月01日 15:35 | トラックバック| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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